スワブやクリーニングペーパーだけでは、水分を完全にふき取ることが出来ません!
そこで、<エア抜き=空気圧で水分を飛ばす方法>をして、トーンホールにたまった水分を除去する方法をご紹介します。
1.上管だけを持ち、左手で、本来指で押さえる穴を塞ぎます。
2.右手の平で、下管との接続部の穴をしっかり塞ぎます。
3.バレルとの接続部に口をつけ、力いっぱい息を吹き込みます。(このとき、穴は全て塞がっている状態なので、息は入っていきません。「スー」っと息が入っていく場合は、息の入れ方が良くないか、タンポが破けていて空気が漏れている恐れがあります。)
4.3.の状態でどれか一つの穴を空けてみます。(例:左手小指でド♯-ソ♯のキーを押してみる。右手親指で、ミ♭-シ♭のキーを押してみる)すると、「プシュッ」っと空気と溜まっていた水分が飛び出てきます。
5.クリーニングペーパーで、出てきた水分をふき取ります。
以上です。
慣れてくると、簡単にどこの穴も出来る様になります。
ポイントは息が漏れないようにしっかりと押さえ、息は強く入れる事です。